犬種紹介 ボルドー・マスティフ

大型犬

力と誇りを併せ持つ巨犬、ボルドー・マスティフの真髄

元ペットショップ店員オリジナルランキング番外編

※日本での飼育頭数は非常に少なく、主に愛好家や専門ブリーダーによって飼育される希少犬種のため、ランキング外としています。

堂々たる体格に刻まれた深いシワ、鋭い眼光の奥に宿る穏やかな瞳。

ボルドー・マスティフは、ただの大型犬ではありません。

その存在感は「静かなる威厳」。圧倒的な迫力を持ちながらも、家族には無償の愛と忠誠を注ぐフランス生まれの守護犬です。

威風堂々とした外見の裏には、繊細で情の深い心が隠れています。まさに“力と優しさ”を併せ持つ巨人です。


歴史と出身

ボルドー・マスティフ(Dogue de Bordeaux)は、フランス南西部のボルドー地方を原産とする古い犬種です。

起源は2000年以上前といわれ、古代ローマ時代には闘犬や番犬として活躍していました。

中世ヨーロッパでは貴族の護衛犬・城の守衛として飼われ、後には家畜を守る作業犬としても働きました。

18世紀以降、戦乱や犬種交雑により一時は絶滅の危機に瀕しましたが、地元ブリーダーたちの尽力により復興。

現在では「フレンチ・マスティフ」としても知られ、世界中で根強い人気を持つ守護犬として愛されています。


サイズ(平均)

項目 数値
体高 オス:約60〜68cm メス:約58〜66cm
体重 オス:約50〜65kg メス:約45〜55kg
体型 筋肉質で厚みのある大型犬
平均寿命 約8〜10年

重厚な体つきながらも動きは意外に俊敏で、力強さと安定感を兼ね備えています。

胸が深く、頭部は大きく四角いフォルム。表情には落ち着きと知性が漂います。

その姿はまさに「フランスの重鎮」と呼ぶにふさわしい風格です。


毛色

公認されている毛色は以下の通り👇

  • フォーン(淡い茶色から赤銅色まで)

  • マホガニー(濃い赤褐色)

  • ブラックマスクまたはブラウンマスク

  • ホワイトの胸元アクセント(少量)

被毛は短く密生しており、なめらかな触り心地。

手入れは比較的容易で、艶のある毛並みが健康の象徴とされています。

陽の光を浴びると、赤銅色の被毛がまるでワインのように輝きます。


魅力と特徴

  • 圧倒的な存在感と威厳

     落ち着いた動きと堂々たる佇まいはまさに王者の風格。

  • 飼い主への深い忠誠心

     一度信頼を寄せた相手には、絶対的な服従と愛情を見せます。

  • 静かで穏やかな性格

     見た目に反して温厚で、家庭では優しい巨人。

  • 高い警戒心と洞察力

     家族を守る意識が強く、不審な気配に敏感です。

  • 感受性豊かで情緒的

     飼い主の気持ちをよく読み取り、寄り添うような一面も。


お世話のポイント

  • 適度な運動を毎日

     激しい運動は不要ですが、体重維持のための軽い散歩を欠かさずに。

  • 被毛ケアは週1〜2回

     短毛種なので、ソフトブラシで優しく整えるだけでOK。

  • 涼しい環境での飼育を

     暑さに弱いため、夏場の室温管理・水分補給を徹底しましょう。

  • 栄養バランスの取れた食事

     高タンパク・低脂肪を意識し、関節や心臓への負担を減らします。

  • しつけは「穏やかに一貫して」

     力で抑えるのではなく、信頼関係を築くことが何より大切です。


気を付けたいポイント

  • 暑さ・湿気への耐性が低い

     熱中症に注意。特に夏はエアコン必須。

  • 関節・心臓疾患に注意

     体重管理が健康維持の鍵。肥満は大敵です。

  • 成犬になるまでの無理な運動はNG

     成長期に関節へ負担をかけないように。

  • よだれが多い傾向

     食後や興奮時は特に多くなるため、タオルを常備しておくと安心。

  • 他の犬との相性

     社交的な一方、同性の大型犬とは衝突することもあるため注意を。


まとめ

ボルドー・マスティフは、力強さと温もりを併せ持つフランスの誇り。

一見すると恐れ多い巨犬ですが、家族と過ごす時間を何よりも大切にする優しい守護者です。

穏やかな暮らしの中でこそ、その真の魅力が輝きます。

「強さ」と「やさしさ」、その両方を理解してくれる飼い主にとって、これほど心強いパートナーはいないでしょう。


💬 ぬーのひとこと

「ボルドー・マスティフって、あの見た目で実は甘えん坊なんだって!

大きな体で寄り添ってくる姿、まさに“フランスのジェントルジャイアント”だね🐾🍷」

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