こんにちは!今回は、引き締まった体と高い知性で知られるドーベルマンについてご紹介します。
元ペットショップ店員によるオリジナル人気ランキング第36位!!
その精悍なルックスと忠実な性格で、見た目も性格も◎なドーベルマン。店頭でも「かっこいい!」と注目されることが多い犬種です。大型犬ながらも飼い主に従順で、しっかりとしたしつけを行えば家庭犬としても素晴らしいパートナーになります。元ショップ店員としてのお世話の印象としては、「賢くて頼りがいのある、でも甘えん坊な一面もある子!」という感じの子が多かったです(笑)
ドーベルマンの歴史と出身
ドーベルマンは、19世紀後半にドイツのフリードリッヒ・ルイス・ドーベルマン氏によって作出されました。彼は税金の徴収や野犬の捕獲などの仕事をしており、護衛犬として最適な犬を求めて、ジャーマン・ピンシャー、ロットワイラー、グレーハウンド、マンチェスター・テリアなどを交配し、現在のドーベルマンが誕生しました。
ドーベルマンのサイズ
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体高:オス 68〜72cm/メス 63〜68cm 
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体重:オス 約40〜45kg/メス 約32〜35kg 
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体長:体高とほぼ同じ、バランスの取れた体型 


筋肉質で引き締まった体格が特徴で、優雅なボディラインを持っています。
ドーベルマンの毛色
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ブラック&タン 
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ブラウン(チョコ)&タン 
これらの毛色が公認されています。その他に、ブルー、イザベラ(フォーン)、ホワイト、メラニスティック(オールブラック)などの毛色も存在しますが、健康上の問題が起こりやすいため、公認されていません。
ドーベルマンの耳の特徴と変化
■ 生まれつきの耳
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自然の状態(ナチュラルイヤー)では、耳は垂れ耳です。 
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子犬のときは特に柔らかく、頭の横にペタンと垂れています。 
■ 耳の断耳(カットイヤー)
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多くの人がイメージする「ピンと立った耳」は、**断耳(耳介切除)**によるものです。 
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通常は生後7~12週頃に手術が行われ、形を整えるために数ヶ月間テーピングや固定が必要です。 
■ 断耳の目的
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歴史的には実用性が目的:番犬や軍用犬として使われていた時代、耳を引っ張られたり怪我をしたりするのを防ぐため。 
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現在は主に外見(ショースタイル)や美的目的で行われることが多い。 
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一部の国(例:ドイツ、オーストラリアなど)では動物福祉の観点から禁止されています。 
■ 現在の傾向
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日本では断耳している個体も見かけますが、ナチュラルイヤーの人気も上昇中。 
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特に家庭犬として飼われる場合は、自然な耳のままにするオーナーも増えています。 
ドーベルマンの魅力と特徴
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高い知性と学習能力 
 非常に賢く、しつけやトレーニングを迅速に習得します。
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忠実で愛情深い性格 
 飼い主や家族に対して深い愛情を示し、常にそばにいたがります。
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警戒心と防衛本能 
 番犬としての本能が強く、見知らぬ人や動物に対して警戒心を持ちます。
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優雅で引き締まった体型 
 筋肉質で無駄のない体型が、美しいシルエットを形成しています。
お世話のポイント
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毎日の運動が必要 
 高いエネルギーを持つため、毎日1〜2時間の散歩や運動が必要です。
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被毛のお手入れは簡単 
 短毛のため、週に1〜2回のブラッシングで十分です。
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しつけは一貫性をもって 
 賢い反面、自己主張が強い一面もあるため、明確なルールと一貫したしつけが重要です。
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社会化トレーニングを早期に 
 警戒心が強いため、子犬の頃から他の人や犬との交流を通じて社会化を図りましょう。
気を付けたいポイント
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股関節形成不全に注意 
 大型犬特有の関節トラブルに気を付け、適切な運動と体重管理を行いましょう。
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胃捻転のリスク 
 胃がねじれる病気に注意し、食後すぐの運動は避けましょう。
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心臓疾患に注意 
 肥大性心筋症などの心臓疾患を発症することがあります。定期的な健康チェックを行いましょう。
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皮膚トラブルに注意 
 短毛のため、皮膚が露出しやすく、皮膚炎を起こすことがあります。定期的なシャンプーと清潔を保ちましょう。
まとめ
ドーベルマンは、その引き締まった体格と高い知性で、多くの家庭に安心感と癒しをもたらしてくれる犬種です。適切な運動、食事管理、健康管理を行い、愛情を持って接することで、素晴らしいパートナーとなってくれるでしょう。
これからドーベルマンを迎えたい方にも、すでに一緒に暮らしている方にも役立つ情報を今後も発信していきますので、ぜひチェックしてくださいね!
 
  
  
  
  

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