今回は、優しきアルプスの巨人!頼もしさと温厚さが魅力の「セント・バーナード」をご紹介します!
元ペットショップ店員によるオリジナル人気ランキング第39位!!
大きな体に優しい目。セント・バーナードは、見た目のインパクトと心のあたたかさを併せ持つ超大型犬です。雪山での救助犬としても知られ、頼れるパートナーとして世界中で親しまれています。
「とにかく優しい大型犬がほしい!」という方には、ぴったりの存在です!
たま~ショップにも連れて来る方もいらっしゃいました。ショップ時代のあだ名はやっぱりセントコちゃん(笑)
セント・バーナードの歴史と出身
セント・バーナードは、スイス・アルプス地方が原産とされる超大型犬です。
名前の由来は、アルプス山脈の「グラン・サン・ベルナール峠」にある修道院で、雪に閉ざされた山道を行き来する人々を救助していたことから。
あの「首に樽を下げた犬」のモデルとしても有名で、人命救助に尽くした誇り高い歴史を持っています。
セント・バーナードのサイズ
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体高: 65〜90cm前後
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体重: 54〜90kg以上になることも
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体長: 体高よりもやや長め
とにかく“でっかい”!という印象のある犬種です。
成犬になると、体重は人間の成人を超えることも。子犬の頃からすでに大きめで、成長も早いです。
平均寿命:8〜10年
セント・バーナードの毛色
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ホワイト&レッド(赤茶)
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ホワイト&ブラウン
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ホワイト&ブリンドル
白地に大きめの斑模様が入るのが一般的。
顔の中心に白いラインが入り、左右対称な模様を持つ個体も多いです。
被毛は短毛と長毛の2種類が存在しますが、日本では長毛の方がよく見かけられます。
セント・バーナードの魅力と特徴
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優しく穏やかな性格
セント・バーナードは「温厚そのもの」。攻撃性は低く、子どもや他の動物にもとても優しいです。 -
従順で忠誠心が強い
家族に対して深い愛情を示し、落ち着いた性格なのでしつけもしやすい方です。 -
どっしりとした安心感
存在感がありながらも静かで、見ているだけで癒されるような落ち着きを持っています。
お世話のポイント
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毎日の散歩は短めでOK
体が大きい分、動きはやや鈍重です。長時間ではなく、ゆっくりとした散歩を日課に。 -
被毛のお手入れは週数回
長毛種はブラッシングを2〜3日に1回ほど。毛玉や皮膚病の予防になります。 -
食事は成長に合わせた量と質を
大型犬は関節への負担が大きくなりやすいので、体重管理が非常に重要です。
気を付けたいポイント
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暑さに非常に弱い
寒冷地出身のため、日本の夏はかなり苦手。エアコン管理は必須です。 -
よだれが多い
日常的に大量のよだれが出るため、タオルを持ち歩く生活になります。これはびっくりするくらい出ます(笑) -
関節トラブルに注意
股関節形成不全や膝の障害など、大型犬特有のトラブルが出やすいため、フローリング対策や体重管理がカギ。 -
短めの寿命
超大型犬の宿命として、寿命はやや短め。日々のケアで少しでも快適に過ごせるように工夫を。
まとめ
セント・バーナードは、その大きな体と大きな心で、家族を包み込むような安心感をくれる犬種です。見た目に圧倒されがちですが、中身はとっても穏やかで優しいタイプ。暑さや関節トラブルには注意が必要ですが、きちんと環境を整えてあげれば、かけがえのないパートナーになります。
ペットショップ時代もたま~に連れて来る方がいましたが、凄いインパクトでした!凄く大きくて優しい仔ばかり。よだれが凄いのもなんか可愛く見えちゃいます(笑)
これからセント・バーナードを迎えたい方にも、すでに一緒に暮らしている方にも役立つ情報を、今後も発信していきますので、ぜひチェックしてくださいね!
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