わんちゃん旅行記⑩ エピローグ 激痛の正体
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結論から言います。
えーと……
「痛風」でした。
弟の鋭いツッコミ
最初は「ちょっと捻ったかな?」くらいに思っていた足の痛み。
でも、気づけば足は通常の2倍のパンパンに腫れ上がり、無論靴は履けない。
「まさか骨折!?」なんて考えもよぎるが、実は認めたくない、もう一つの可能性に気付きつつあった。
そんな中、荷ほどきを手伝いに来ていた太陽の弟がポツリ。
「それ、痛風じゃね?」
「いやいや、それはないだろー!(笑)」と妙に陽気に笑い飛ばす。
だが心当たりは有り過ぎるわけで。
海鮮丼、やきとり弁当、バーベキュー、ラーメン、ラッキーピエロ……
胃袋崩壊のパレード状態。
襲い掛かるプリン体。
そう、必然である。
最強の敵、痛風
いやー、本当にナメてました。痛風。
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寝てても痛い
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座っても立っても痛い
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シップ貼っても効果ゼロ
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痛み止め?効きません(笑)
病院に行ってもなかなか前に進めず、看護師さんがダッシュで駆け寄ってくる始末。
「どこかぶつけましたか?」と聞かれ、
「いえ…ぶつけてないです…」と弱々しく答える太陽。
「骨折ですかねえ…?」と本気で心配してくれる看護師さん。
認めたくない気持ちで胸一杯ではあるが…看護師さんを騙し(?)続けるのも気が引けるので、
「痛風かも知れません」とカミングアウト
「ああぁ……」と、妙に納得した感じで、半笑いの看護師さん。
ええ、そうなるでしょう(笑)
文明の利器「歩行器」
そして運ばれてきたのが——人生初の歩行器。
こいつはすげえ!!
痛いのにスイスイ動けるのよ。
「これが人類の英知か…!」と、本気で関心しながらも助けられる自分。
「もう大丈夫ですか?」と看護師さん。
「はい、痛いけど大丈夫です…!」と力強く返す太陽。
そして、ちょっと吹き出しながら一言、
「風が吹いただけで痛いくらいですからねー(笑)」
なんか面白がってません?(笑)
回復、そして反省
そこから約4日間、
痛みにのたうち回りながらようやく痛みが引きはじめ、
1週間後には「あれ?なんだったの?」と首をかしげるほど回復。
これが痛風の恐ろしさ……。
気付かないうちに忍び寄り、一瞬で全てを奪い去る破壊力。
皆さんへ大事な教訓
改めて。
暴飲暴食、プリン体の摂りすぎには気をつけましょう。
特に旅先はテンションが上がって、
「せっかくだし!」「ここでしか食べられないし!」が連発しがち。
ええ、私もそうでした。
そして、旅の最後の大オチは「痛風」と刻まれました。
でもね。
それでもまた旅に出て、
きっと同じように食べて笑って、ぬー&ちゃび&ポタと冒険すると思う。
だからこそ、次は少し節制しつつ——
もっと楽しく、もっと健康に、家族4人で次の旅を目指します!
ここまで読んでくださった皆さん、
本当にありがとうございました!
このシリーズが、
わんちゃんとの旅を考えている方の参考になれば嬉しいです!
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