ポタの歯磨き大作戦 逃げてもムダだよ?
こんにちは、ぬーです!
今日は我が家の小さなモフモフ戦士・ポタの「歯磨き大作戦」をお届けします。
え?ポタが大人しく歯を磨かせるわけない?……ご名答です。
ハミガキという名の呪文
「ポタ〜、ハミガキしよっか〜」
この“ハミガキ”というワードを聞いた瞬間、ポタの表情がサッと変わります。
耳がピクッと動いたかと思ったら、
次の瞬間にはもう……いない!
お気に入りのクッションの影にダッシュで隠れたり、ベッドの下でガン無視決め込んだり。
逃げ足だけはオリンピック級です。
抵抗、そして防御
なんとか捕まえて、いざ歯磨き開始!
……といっても、ポタはそう簡単に磨かせてくれません。
まずは前足を私の手にガッと挟んで「やめろー!」とばかりに全力抵抗。
しかも今回は、ポタに侮られている私(ぬー)が相手なので、完全に防御体制。
口を開けるどころか、顔をブンブン振って拒否!
太陽、投入。
「はいはい、交代しようかー」
救世主・太陽の登場です。
ポタ、視線だけで“やばい”って言ってます。もう目が全部を物語ってる。
観念したのか、なんとか抱っこされながら歯磨きモードに移行。
今回はローラータイプの歯ブラシを使用しました。
歯磨きレクチャーコーナー!
ここでちょっとまじめなお話。
ポイント1:いきなり口を開けさせようとしない
まずは口まわりを触るところから。信頼関係がカギ!最初は嫌がるので落ち着くまでゆっくり慣らす。
ポイント2:前歯→奥歯→裏側の順に、少しずつ
最初から全部は無理です。少しずつ慣らしていきましょう。裏側が一番嫌がるので、やらせてくれるようになったら徐々にやってみましょう。
ポイント3:道具は“自分が使いやすいもの”でOK
指に巻くガーゼ、スタンダードな歯磨き、ローラータイプ、シートなどいろいろあります。
歯磨き粉も液体タイプやジェルタイプ、ペーストタイプなど様々。
その仔によって続けられるものを探してあげてくださいね。
無理せず続けられる方法を探してみてくださいね。
ちょっと真面目な話
歯磨きをサボるとどうなるの?
犬は人間よりも歯石がたまりやすい生き物。
しかも、一度ついた歯石は自然には取れません。
放っておくと…
-
歯ぐきが腫れる(歯肉炎)
-
歯がグラグラになる(歯周病)
-
口がすごく臭くなる(口臭)
-
最悪の場合、歯が抜けることも!
さらに怖いのは、歯周病菌が血液に乗って内臓に悪影響を及ぼす可能性があるという点。
肝臓や心臓、腎臓への負担も報告されていて、歯のトラブルは「口だけの問題」ではないんです。
歯磨き=将来の医療費削減!?
実は、毎日の歯磨きって
「愛犬の健康寿命を延ばす一番手軽な習慣」と言っても過言じゃありません。
歯が健康なら、
・ごはんもしっかり食べられる
・免疫力も落ちにくい
・通院や麻酔のリスクも減る
結果的に医療費もグッと減ることだってあります。
毎日のちょっとの手間が、将来の安心につながるんですね。
完了!そして…
なんだかんだで、前歯・奥歯・裏側までバッチリ磨けました!
渋々ながらも、ポタ頑張った!えらい!と激ほめ!
終わったあと、ポタはふて寝。でも口臭は無臭に!
でもその横顔がちょっとだけ、スッキリして見えたのは気のせいかな?
おわりに
犬の歯磨きって、本当に根気がいります。
でも、歯の健康は全身の健康にもつながるので、できる範囲で少しずつ。
ポタのように「逃げ腰タイプ」でも、続ければきっと慣れてくれますよ!
一緒にがんばりましょう!!
コメント