私の事は本気じゃないのね…

わんちゃんとの日々

こんにちは、ぬーです!

今日はちょっぴり切なくて、でもちょっと笑ってしまう、太陽とちゃびのエピソードをお届けします。

5年かけて築いた関係

うちのちゃび、実はけっこうな人見知りさんで

最初に太陽と一緒に暮らし始めた頃(もう5年前!)、それはもう…近寄らない、目を合わせない、抱っこなんてとんでもないという感じで。

もともと私の家の仔だったちゃびは、結婚を機に太陽とも一緒に暮らすようになったんですが、なかなか心を開かず…。

でも、太陽はめげませんでした。

ちゃびの「耳を掻いてあげると喜ぶ」ポイントを見つけて毎日かいてあげて。
さらにはおやつをこまめにあげて…少しずつ距離を縮めていったんです。

気づけば、抱っこも許してくれるようになり、最近では膝に乗ってきたり、甘えん坊モード全開。
太陽も「すっかり飼い主になったなぁ…」なんて、しみじみ幸せを感じていたんです。

お隣さんは、太陽の弟「ヒカル」

私たちは引っ越して、いまは二世帯住宅のような作りのお家に住んでいます。

そして、お隣は太陽の弟・ヒカル!


太陽より4つ年下で、ちょっと頑固なところもあるけど、真面目で人が良い犬好き。

前回登場:わんちゃん旅行記⑩ エピローグ 激痛の正体

遊びに行くことも多いので、ちゃびとポタも一緒にヒカルの部屋へ行くのが習慣になっていて…
ちゃびも楽しそうにしているな~と思っていたんですが――

衝撃の光景

ある日、私たちもヒカルの部屋に顔を出したときのこと。

「…え?」

ちゃびが、ヒカルにすりすりしてる!?!?

あの人見知りのちゃびが!?
しかも顔がとっても幸せそう…というか見たことない表情!!

思わず横で呆然とする太陽。

5年かけてやっと仲良くなれたと思ってたのに…
まさか弟には、初対面からすりすりってどういうことーーー!?!?

愛は一方通行…だがそれも良い

太陽、ショックを受けながらつぶやきました。

「…私のこと、本気じゃなかったのね…」

ええ、吹き出しました(笑)

まぁでも、うん、わかるよ。
わかるけども(笑)

犬に好かれる星の下に生まれた男

世の中にはいますよね、「犬にやたらと好かれる人」

それが、うちのヒカルです。
ちゃびだけじゃなくて、もちろん人好きのポタも妙に懐いてる。

太陽も、自分がどんなに努力しても一瞬で距離を詰めてくる弟にちょっと嫉妬気味。

でも最後にはぽつりと、

「…片思いでもいい。ちゃびが幸せそうならそれでいいんだよね…」

と。

ドラマ見すぎでしょう。しかも昭和のやつね(笑)

5年育てた愛と一瞬で落ちたヒカルへの愛。
どっちが本命かは、ちゃびのみぞ知る――。

まとめ

わんこって、気まぐれでマイペースだけど、ふとした瞬間にびっくりするほど心を開いてくれることもありますよね。

そして、飼い主としてはちょっと切なくなっちゃうことも…。
でもその表情が見られるなら、まぁいいか、って思えちゃうのもまた不思議。

それでは、また!

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